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山下 哲也/YAMASHITA Tetsuya
Parisより、愛をこめて

1973年東京都生まれ。2002年渡仏。
世界で最も由緒ある老舗カフェ、パリ6区サンジェルマン=デ=プレの、
カフェ・ド・フロールのギャルソン。
フランス文化の継承者・伝道師として生きる。




月別アーカイブ: 4月 2015

フランスと日本の”おもてなし”

異常識のすゝめ

今回の一時帰国は、行きのパリCDG空港〜東京羽田空港 AIR FRANCE272便、帰りの東京羽田空港〜パリCDG空港 JAL045便と(図らずして)日仏の”おもてなし”を体験する機会に恵まれたので、少し真面目な考察をしてみます。

それにしても、なぜ毎回一時帰国のためのCDG空港で僕はFloreの常連さんに出会すのだろうか。。(笑)

昨年暮れより搭載されたエール・フランスの新型ビジネスクラスのシートはデザイン、そして質感ともに良質で「さすがフランス」という感じで、↑ご満悦の僕。
やっぱり人間はプリミティブに視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という五感が満たされた時に喜びを感じるのだと思う。

最近多くの航空会社のビジネスクラスで主流となっている「全席通路側」の座席は、1-2-1という贅沢な配置で、乗客が身を委ねるシートは絶妙な角度で通路に少し背を向ける設計になっている。1-2-1の中央部2に同伴者と搭乗した際はパーテーションを外すことで、両者が自然な格好で向き合えるっていうのは、さすが「アムールの国」カップル単位で物事が成り立つフランスならでは。もちろんビジネス・パートナーとの仕事の打ち合わせetc. にも優しいんじゃないかな。

機内でのアメニティーはかつてコンコルド機で使用されていたデザインを踏襲されたポーチ。数種類ある色柄を自分で選べるというのは、心憎い。そしてそのポーチの中身がCLARINS PARISのハンドクリームだったりするところに、フランスの底力の強さがある。

伝統と革新

さてさて3週間後

パリに帰るために予約していたAF279便、早朝羽田空港に到着するとCDG空港管制官のストライキの影響で欠航のお知らせ。(笑)
寝不足だと通常不機嫌な僕ですが、「フランス生活あるある」という感じで驚きも怒りも心配もしませんでした。

AIR FRANCEが手配してくれたJAL045便で3時間後に機上の人に。

これまた新たに投入された日本航空の新しいビジネスクラスを体験出来て、ラッキー!(笑)

やっぱりJALの機内食は美味しいなー!さすがニッポン

しかし、全席通路側を売りにした半個室のような設計の座席はなぜか居心地が良くない。。惹かれないというか、座っていて喜びがない。一言でいうと、つまらない。

機内食しか写真を撮らなかったという事実が多くを語っている?!

AIR FRANCEとJAL、フランスと日本の”おもてなし”のどちらかに優越をつけるつもりはない。というか、優劣などつけれない。

ただ、両者の良いところを融合させた”おもてなし”を実現することができたら面白いんじゃないかと常日頃から思っている。

視点・支点・始点を変えると見えてくることがある。

異常識のすゝめ

Parisより、愛をこめて


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