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山下 哲也/YAMASHITA Tetsuya
Parisより、愛をこめて

1973年東京都生まれ。2002年渡仏。
世界で最も由緒ある老舗カフェ、パリ6区サンジェルマン=デ=プレの、
カフェ・ド・フロールのギャルソン。
フランス文化の継承者・伝道師として生きる。




月別アーカイブ: 4月 2013

偏愛

J.M.WESTONの靴が修理から戻ってきました。

本社リモージュの工房で靴底のソールを全部張り替えて頂き(内張りも新しく施され)、まさに新品同様のフィッティングです。

今日帰って来たこいつは、かれこれ6年選手。これからもまだまだ頑張ってもらわないといけない(笑)。

 

 

フランスが誇るJ.M.WESTONの靴はやっぱり大好きで、プライベートではローファーとサイドゴア・ブーツを愛用していますが、Floreでの給仕においてはこのキャップ・トゥを偏愛しています。

決して華美に走ることなく、控え目な上品さを醸し出す、質実剛健なJ.M.WESTONのこのモデルは、Café de Floreのギャルソンという仕事にぴったりです。

確かに、安いものではないし、カフェのギャルソンという(みなさんのイメージよりは遥かに!)ハードな仕事においては、そもそも革底の靴自体履きたがらないギャルソンも大半だけど、これが僕の流儀。

僕がFloreで華麗に舞えるのは、この靴のおかげです。

同型を3足揃えて、週5日の給仕でローテーションさせて仕事するのは、2005年4月に晴れてメゾン入りを果たした時からの習慣だけど、今日戻ってきた一足が再試運転を終えて戦線に復帰する頃には、また一足J.M.WESTONに持ち込んでソール張り替えをお願いしないといけない、、。

最後に新品を購入したのはいつだろうか?

面白いのは、はたまた当然と言うべきか、同じモデルの71/2 Cというサイズをかれこれ8年ほど買い続けているので、全行程を職人の手仕事でつくられている靴一足一足の微妙なフィット感の違いを感じます。

幸いこのキャップ・トゥはJ.M.WESTONの永久保存モデルに指定されているので、さながら僕の生涯の伴侶。

日々のお手入れが大事なのは、言うまでも無し!!!

Parisより、愛をこめて。


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